※今回は一部の方に向けた内容になります。合わない方はスルーしてください
先日、私の人生に大きな影響を与えた一人、フランス在住のノンデュアリティスピーカー、大和田菜穂さんのSatsangaに参加してきました。
10年前に初めて彼女のメッセージに触れた私は、直感的に、すべての真理がここにあると感じました。
それからいわゆる「探求の道」へと入って行きました。
数年にわたる探求の中で、何度かの「一瞥(いちべつ)」を体験し、段階的に、この世はイリュージョンであるという認識に至っていきました。
彼女が伝えるメッセージをここで言語化することは非常に難しく、誤解を招く可能性もありますので、ぜひ彼女の言葉に触れ、ご自身で感じ取ってみてください。
今回のSatsangaの中で特に印象に残った菜穂さんの言葉がありました。
「他のノンデュアリティスピーカーと話していたのだけど、
人間というのは Human Being ではなく、Human Doing だよね」
この表現には思わず感心させられました。
私たちは常に、今以上の状態になろうと必死です。
より良いと思われる選択をし、間違いをおかさずに、より優れた何者かになろうと一生懸命に動き続けています。
ただそのままで在る、それだけではどうしても満足ができないのです。
それは私たちが生きていく過程で、何者かにならなければ価値がないという観念を、深く刷り込まれてしまったからでしょう。
私たちは、求めるものを手に入れた瞬間の「安堵感」や「高揚感」を幸せと呼びます。
でもそれは一瞬の光にすぎず、しばらくするとまた別の何かを求めはじめるのが人間の性です。
もっとこうでなければ幸せではない、まだまだ足りない、
こうした不足感に突き動かされ、私たちは幸せになりたいと切望し続けます。
このループを私たちは毎瞬毎瞬、無意識に繰り返しているのです。
そして私たちは今ここにある幸せではなく、常に未来に幸せを追い求めています。
もし私たちがHuman Doingであることをやめ、本来の姿であるHuman Being(ただ在ること)に立ち返ったとしたら、
そこには私たちが血眼になって探していた安堵感が、最初からここにあったことに気がつくでしょう。
幸せになりたくて、救いを求めて、知識を蓄え、特別な体験を追い求める、実はその探求そのものが、皮肉にも私たちをいまここから遠ざけてしまうことがあります。
まだ足りない、もっと知らなければという思いは、結局のところ「今の自分では不十分だ」という認識を強めているに過ぎないからです。
菜穂さんのメッセージは、そんな私たちのDoing(何かをしようとする衝動)の根底を、静かに、そして鋭く突いてきます。
彼女の言葉は少なく、非常にシンプルですが、とても力強いエネルギーを放っています。
その彼女から放たれるエネルギーに触れることで、私たちが本当は最初から知っているあの感覚を思い出すことでしょう。
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